分娩は、できるだけ自然に、しかもお母さんや赤ちゃんにとって安全に終了することが理想です。しかし、有効な陣痛が開始しない場合や、お母さんや赤ちゃんの状態から、自然の陣痛発来を待てない場合などがあります。このような場合には、子宮の出口を軟化せることと、陣痛を促すことの、二つの意味から、プロスタグランディン錠剤内服やアトニン1単位点滴内混注などの方法を、当院では準備しています。
ただし、どのような薬剤でも、その効果や副作用には個人差があり、有害事象をゼロにすることはできません。子宮収縮薬は、少量の使用でも強すぎる陣痛になることや、逆に、最大量を使用してもうまく効果がでないこともあります。
医師の診察所見や、NST(胎児心拍陣痛監視装置)の結果をみながら、分娩の進行を慎重に観察いたします。そのなかで、出産は刻々と変化しますので、緊急事態が発生した場合には、急きょ適切な対応が求められます。
このような危急の場合には、ゆっくり時間をかけて同意を核にするお時間がとれないまま、対応せざるを得ませんので、ご諒承ください。
(以下に、つづく)
(分娩に関しての当院の考え方1より、つづき)
会陰切開:原則としていたしませんが、状況により判断します。
吸引分娩:赤ちゃんは狭い産道をゆっくり身体と頭をひねりながら進んで きます。さい帯(へその緒)が絡んだり自分のうでを首に巻いたりして、廻旋がうまくいかないときは赤ちゃんの廻旋を介助する意味で、吸引分娩に至ることがあります。
緊急帝王切開:できるだけ当院で対応しますが、他院への救急転送もあります。(手術を選択した場合には、別途ご説明いたします。)
久留米大学病院・聖マリア病院の産婦人科スタッフと緊密な連携をとりながら、ベストの対応をいたします。
出産に対してのなにか特別なご希望があるい方は、ご遠慮なくお申し出ください。当院で可能な限り対応いたしますが、不可能な場合には、きちんとご説明いたします。
先日、避妊教育ネットワーク会議参加のために上京し、
国立近代美術館で、東山魁夷展覧会を観賞できました。
驚くことに、作品の撮影可でした。福岡では、撮影不可がほとんどでしょう。
帰途、根津美術館の日本庭園も楽しみました。

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