（分娩に関しての当院の考え方１より、つづき）

会陰切開：原則としていたしませんが、状況により判断します。

吸引分娩：赤ちゃんは狭い産道をゆっくり身体と頭をひねりながら進んで　　　きます。さい帯（へその緒）が絡んだり自分のうでを首に巻いたりして、廻旋がうまくいかないときは赤ちゃんの廻旋を介助する意味で、吸引分娩に至ることがあります。

緊急帝王切開：できるだけ当院で対応しますが、他院への救急転送もあります。（手術を選択した場合には、別途ご説明いたします。）

久留米大学病院・聖マリア病院の産婦人科スタッフと緊密な連携をとりながら、ベストの対応をいたします。

出産に対してのなにか特別なご希望があるい方は、ご遠慮なくお申し出ください。当院で可能な限り対応いたしますが、不可能な場合には、きちんとご説明いたします。

おなかのなかの赤ちゃんの元気な様子を知りたい、という気持ちは、

ママご本人はもちろん、私ども医療者としても当然必要なことです。

当院では、妊娠35Wなりましたら、毎回このNSTを約20分間おこなう

ことにより、赤ちゃんからの情報を得ています。

しかし、おなかの大きいママにとっては、この20分間が姿勢の面から

つらいこともあるようです。今回、新しくNST専用ソファを一新しました。

背もたれは自由に角度調節でき、またフットサポートも自由に設定できます。

なかなか好評です。

九州北部豪雨は、隣接する朝倉市一帯で多くの被害があり、亡くなられた方には

衷心よりご冥福を、また被災された方には、心よりお見舞いを申し上げます。

教育関係機関にもかなりの被害がでているようにうかがいました。子供たちにも

少しずつ、早く元気になってもらいたいですね。

お盆期間は、13日は日曜、14日と15日は、ともに外来休診いたします。

16日水曜日は、本来は午後休診ですが、お盆明けであり、午後も診療いたします。

なお、私にはお盆休暇なく健在ですので、出産に関しましては、大丈夫です。